本日は、2月11日にインドネシアから本校へ教員研修のために来日された先生2名による研修報告会が、国際連携推進センター主催で行われました。

2校時からPowerPointを使用したプレゼンテーションにより、本校での学びを振り返り、さらに帰国後に自校でどう生かすかについて詳しく説明されました。本校教育とインドネシア教育との違いが示され、「よいものは取り入れる」思いの強さを感じました。特に本校の「教養科」から多くを学ばれ、礼儀正しさや笑顔での挨拶、お互いを思いやる所作などを実践につなげたいとのことでした。

その他、学級担任制度、SDGsをテーマとしたリベラルアーツ学習、清掃活動、和室でのマナー、茶道を通じた所作などに大変興味・関心を持たれていました。 インドネシアのタラカニタ第4中学校で学ぶ539人の生徒は、週4単位で日本語授業を受けており、本校との「オフショアスクール」制度だけでなく、派遣訪問された先生方からも日本型教育導入への意欲と熱意を感じました。 インドネシアのスラバヤ高校では、自国の文化を大切に守り、継承していく一環として「伝統音楽室」があるそうで、まずは自国のアイデンティティと誇りを高めることは共通しているものだと思いました。

来日の目的が明確であり、使命感を持って学ばれた先生方に敬意を表し、本校を選んでいただいたことに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。3月8日、帰国の途につかれます。