中学・高等学校
2024/05/01
タイ ケーマ・シリ・メモリアル校との蒜山高原スタートアップ研修
コロナ禍で実施できていなかったタイ姉妹校との文化交流を4月29日(祝)から2泊3日間、本校の蒜山高原セミナーハウスで実施しています。本校生徒8名が姉妹校のケーマ・シリ・メモリアルスクールの生徒・先生方をお迎えし、今回はおもに食文化をテーマに研修を進めています。現地からの報告をご紹介いたします。
〇 4月29日(祝)学校出発
本日より、タイ・ケーマ・シリ校との蒜山スタートアップ研修が始まります。 交流を通じて、互いの文化を知り、尊重することの大切さを学ぶ機会にして欲しいと思います。生徒たちの活動の様子を配信させていただきます。よろしくお願いいたします。
午後、蒜山高原到着
文化交流ワークショップ①
姫路女学院の生徒がケーマシリ校の生徒に折り紙を教えています。英語だけではなく、画像やジェスチャーを交えながら工夫して伝えることができています。
文化交流ワークショップ②
食事を済ませ、ケーマシリ校の生徒がタイの昔ながらの遊びを教えてくれました。 英語とタイ語をおり混ぜながらの説明でしたが、本校生徒は理解しながら楽しめていたように思います。
〇 4月30日(火)
本日はタイ料理と日本料理が融合した新しい料理を創作していきます。互いの意見を尊重し、良いものができあがるよう期待しています。
ワークでは、本校生徒とケーマシリ校生徒混合のグループに分かれ、価格やフードロス、そして「タイと日本の食文化の融合」というメッセージも考えながら、午後に調理するレシピを考えました。 その過程では、実際に香辛料や調味料を味見し、何を使うかを考えている様子が見られました。 昼食前には「だるまさんがころんだ」も一緒に行い、さらに仲が深まっています。 午後の調理でも、アイデアを出し合い、より中を深めながら、クリエイティブなメニューを作ってほしいと思います。レシピ通りに進まず急な変更点もありましたが、皆で協力し最高の創作料理が完成しました。見た目や味だけでなく、金額やフードロスなど、SDGsの観点も踏まえながら作ることができていたように思います。 今から実際に作った食事を食べて評価をしていきます。
よかったところは、今後に向けた改善点をチームで話しあったことで、これからの成長につながる実り多い振り返りのひと時となりました。 蒜山での最後の夕食は手巻き寿司。食前の言葉をタイ語で行いました。食事中の会話量も自然と増え、成長している様子が目に見えました。
〇 5月1日(水)最終日
朝のヨガ体操ののち、朝食をとりました。昨日に引き続き、食前の言葉はタイ語で行いました。本日は両校生徒制服を着用し、蒜山での3日間のまとめとともに思い出作りをしていきます。少し疲れも見えますが、みんな元気です。
明日、5月2日(木)は、本校にて来校記念歓迎セレモニーを全校生徒参加で行います。タイの皆様、お待ちしています。