今日は1、2校時に本校独自の科目「教養」を作法室で体験しました。規律ある学校生活に興味津々の留学生たちは、床の間・床柱など和室を構成する名称等について説明を受けた後、座礼など和室での作法の実際を教わりながら丁寧に学びました。

4校時は高校1年、特別進学国際教養コースの生徒と一緒にALTとの「イングリッシュシャワー」授業に参加し、自己紹介シートに記載していきながら留学生と本校生徒マンツーマンでの英会話を楽しんでいました。やはり、留学生の積極さを改めて感じる時間となりました。

午後1時30分からは、市役所にお伺いし姫路市長表敬訪問をさせていただきました。留学生の自己紹介に続き、清元市長様から姫路の印象など様々な質問をしていただき、楽しく和やかな雰囲気のなか懇談が進みました。

今回の留学生訪問日程のなかに、本校希望生徒とともに平和研修として広島平和記念公園や広島平和記念資料館見学が入っていることをお知らせすると、「原爆症研究の父」と呼ばれ、姫路市初の名誉市民の称号を贈られた、東京大学教授 都築正男博士の偉業について英語で詳しく説明していただき、留学生も真剣に聞き入っていました。「平和」をキーワードとした今回の交流ですが、市長のお話のから築城以来不戦の城であり、姫路空襲で爆撃を免れた姫路城、また不戦を誓いそびえ立つ「手柄山慰霊塔」は平和都市宣言をした姫路市を象徴していることを改めて感じる表敬訪問でした。