10月18日（金）ポーランドのナザレ校留学生送別セレモニーを行いました。

ナザレ校の代表生徒ユリアナからの挨拶では、生徒、本校職員、ホストファミリーへの感謝の言葉を述べ、ポーランドに戻ってもこの交流を続け、必ずまた会える、離れていても繋がっている、とこの10日間で本校生徒との交流を深め充実した生活を送られたことが伝わるスピーチをしてくれました。

本校校長先生から修了証書を受け取りセレモニーを終えたあと、滞在期間中に広島研修で学んだ「平和」について英語と日本語でプレゼンテーションを行いました。原爆ドームや平和記念公園を訪れ、感じたことをテーマごとにペアになって発表したのですが、日本の被団協がノーベル平和賞を受賞した意義にも触れるなど、国を越えたプレゼンテーションとなり、原爆や核爆弾など核戦争の恐ろしさを実際に感じ、生徒たちも改めて平和について考えるきっかけになりました。

この10日間、本校の生徒と授業に出席したり、茶の湯体験、広島の平和学習そしてホストファミリーとの休日など、初めての日本、姫路という地で様々な経験ができたと思います。日本食や文化など慣れないこともたくさんあったと思いますが、異国の地で経験した様々なことはこの先の人生にも役立つ貴重な経験となるでしょう。今後も、本校とナザレ校の姉妹校交流が末永く続くことを願っています。

来週月曜日に、本校で実施します芸術鑑賞教室で「能楽」を一緒に鑑賞し、留学生の皆さんはその後京都に向かいます。23日まで日本のよさを満喫してください。