副校長の長谷川です。耳を澄ませば祭り太鼓…ワクワクする秋本番が近づいてきました。

さて、先週21日（土）の午後は、本校の特色ある教育の一つ、リベラルアーツゼミを参観しました。

現在、本校リベラルアーツセンターでは但馬生野町出身の写真家、宇都宮 遼さんの写真を展示させていただいていますが、今回は「ミュージアム学」ゼミのなかでご本人から説明と講義を受ける機会を得ました。実際に展示写真のヒグマ、キタキツネ、エゾシカなど、北の大地の大自然に生きる動物たちの姿から「鳴き声」について感性を養うという学びです。リベラルアーツセンター展示タイトルは、「響鳴～繋がりゆく刻～」でゼミ生たちは作品鑑賞しながら、各々が鳴き声を想像し、言葉や文字にすることで表現力を高めていました。

その後、教室でのワークショップ方式のゼミで宇都宮さんは、今回「音」について深掘りされ、ゼミ生はよさこい踊りで使用する鳴子など様々な「音」を各自持参して、音を鳴らした後、なぜそれを持ってきたのかを発表していました。なかには、エレキギターを持ってきた生徒もおり、バンドを組んでミュージシャンを経験された講師先生とのコラボも実現しました。

とても気持ちのいい時間が流れていました。

宇都宮 遼 1988年 兵庫県出身 生野町在住の写真家
国内の野生動物や自然をはじめ、様々な被写体を撮影。
近年はフォトコンテストや美術展で多数の賞を受賞。
画家や彫刻家といった芸術家との展覧会、ミュージシャンとのコラボレーションを行うなど活動。
【生野町HPより引用】