8月の1日、2日と小学生を対象にリベラルアーツサマーデイスクールを開催しました。本校教育の3本柱のひとつであるリベラルアーツを楽しく学ぶことを目的に、今年度は音をテーマにしました。

1日目は、夏の音をテーマに廃材を使った楽器を作りました。牛乳パックやキャップなどいらなくなったものからギターやドラムを製作し、どんな音をイメージしたかみんなに発表をしました。

2日目は、物語をつくり、その物語から聞こえてくる音を絵に表現しました。物語を考えるところから、どんな音が聞こえるのかみんなで一緒に考え、絵の具、ペン、さらには刺繍糸を使ってそれぞれの音を表現しました。最後には、完成した絵を展示し、作品に込めた想いを各々発表しました。周りと協力しながら考え、自分の思いを様々な形で表現する。これが本校のリベラルアーツ教育の基本です。

参加した小学生は、最初は緊張していたけど、みんなの意見を聞いて自分の思いも表現することができたようでした。2日間で新しい友達をつくり、様々な経験をして、楽しい夏休みの思い出になったことでしょう。通学している小学校でも今回の学びを活かし、成長した姿を見せて欲しいと思います。