blog -起承転結-

blog -起承転結-

2025/04/14

創立記念講話

校長補佐の長谷川です。本日、1校時に明日の本校創立104年目にあたっての校長講話がありました。

1921年に創立された本校は、当初は光源寺町から南畝町、そして現在の豊沢町を学び舎としました。太平洋戦争では姫路空襲によって焦土と化した辛さを乗り越え、建学の精神に則った女子教育が行われて来ました。本校教育を語るうえで最も分かりやすいのは「校歌」です。校主、摺河昭彦先生は著書『本物は美しい』のなかで、校歌について述べられています。校長先生は、今回その部分を紹介されました。

「この校歌は有名な詩人、竹中郁先生と神戸女学院大学教授の川澄健一先生のお二人の手によるものですが、本校の校風をそのまま表した素晴らしい歌です。」ー中略ー「特にわが母播磨が繰り返されているのは、播磨こそが生命をはぐくんでいる大地であり、すべてをおおい包んでいる偉大な大空であり、闇を照らす光のみなもとであって、わたくしたちは播磨によって成長し、播磨によって誠の心を教えられ、播磨によって心にともしびを持つことができると強調されているのです。」

時代を超えて、皆さんの愛校心が溢れる素晴らしい校歌です。建学の精神「地域社会の要求に応じ、新しい国家社会の建設と、望ましい家庭生活を創造しうる有能な女子を育成する。」が鮮明に見えてくるのです。