副校長の長谷川です。3月1日のリベラルアーツデーは今年度最後のゼミが行われました。

メディアリテラシーゼミでは、お忙しいなか姫路市長が「人口減少時代における姫路のまちづくり」について、市政のメインテーマ「LIFE」（命、くらし、一生、活力）に沿いながらゼミ生を前に直接講義をしてくださいました。

講義を受け、生徒たちは探究してきた「姫路の未来」について、市長が同席されるなかグループプレゼンテーションを行いました。姫路市の20歳代女性の社会減が著しいこと、住みやすさランキング1位になる、姫路の若者を離さない、などの観点に着目し、課題に対して検証した結果をまとめて提言しました。どのグループも様々な分野から、若者から見た分析、思考・判断をしており、姫路市に住む若者減少対策への解決糸口に迫っていました。

市長からそれぞれに質問やコメントをいただくなど、実際に役立ててもらえるような喜びを得ました。生徒たちは、地域とつながるとても実りのあるゼミ発表となったことでしょう。本校の探究学習が確実にレベルアップしていると喜びを感じています。