blog -起承転結-
2022/04/22
ごあいさつ ― 副校長の春夏秋冬 ―
4月1日から姫路女学院中学校・高等学校の副校長として着任した金山勉です。
四月の桜の時期、姫路女学院では可憐な桜が、正門から入ってくる生徒たちに微笑みかけるように咲き誇り、あたたかく迎えてくれていました。それから三週間あまりが経過し、新緑の季節に向かっています。五月の連休を前にした正門では、葉桜の緑が私たちに優しく語りかけてくれています。
世界情勢が大きく変化する中、姫路女学院で新たなスタートを迎えた副校長として、キャンパスのあちらこちらで見たこと、聞いたこと、感じたことを掲載してゆこうと思います。
私についてですが、大学を卒業して直ぐの時期には、テレビ局のアナウンサー兼記者としてローカルの皆様とのふれあいを感謝しながら、日々の出来事を伝えていました。
その後、ベルリンの壁が崩壊した1980年代末の激動する世界に触れたことで、メディア・ジャーナリズムのことをより深く学びたいと考えてアメリカに大学院留学し、帰国して大学の教員になりました。大学では23年間、メディア・コミュニケーションを専門として学生たちに教授しました。
この春に着任した姫路女学院では、中学校・高等学校教育の最前線に立たせていただいていますが、そのことがとても嬉しくてたまりません。さまざまな課題に直面する現代社会を自分の力で生き抜ける生徒を育てることができるよう、姫路女学院、そしてその前身である兵庫県播磨高等学校の卒業生の皆さんとともに、新たに迎える一日一日を大切にしながら歩んでゆきたいと思います。よろしくお願いします。