先日、江戸時代の姫路藩の財政再建に力を尽くした河合寸翁で有名な姫路木綿に因んだ学習についてご紹介を受けたことがきっかけとなり、本校園芸部の生徒たちが「木綿プロジェクト」に参加することになりました。

昨日、棉屋善兵衛先生こと澤田善弘様にご来校いただき、ユニークで笑いのある説明の後、アドバイスを受けながら、生徒たちが本校農園に綿の苗を10本程度植えました。今は10㎝足らずですが、秋には1m50㎝位まで成長し、玉のような綿を紡ぎ、染色して木綿製品を作るところまで指南していただけるとのことです。毎日の水やりや、夏に一日しか咲かない綿の花を見るのも楽しみになってきました。この出会いが生徒たちの成長に繋がることを期待しています。

澤田先生は、素直で礼儀正しく挨拶ができる生徒たちをとても気に入ってくださり、「質問があれば何度でも訪問します」と嬉しい言葉をかけてくださいました。プロジェクトM（木綿）の始まりです。