16日（土）は今年最後のリベラルアーツゼミを実施しました。

神戸新聞社の冨居ゼミでは、テーマ―高校生が考えた「姫路がこんなまちになってほしい」―として、生徒たちが考えたことをまとめた授業を行うにあたり、清元秀泰姫路市長をお招きし姫路市の課題と取り組みを語っていただき、その後ゼミ生徒たちの発表に答えていただく形式で問題意識を高めていきました。

市長のご講話では、「人口減少と姫路の未来」と題し、出生率の低下に伴う労働力不足への対策としてのグローバル人材の育成、脱炭素化の住みよいまちづくり、生活の質を高めるデジタル改革、賑わいの創出など姫路市の現状と未来について語ってくださいました。その後の時間では、「播磨のこと、社会のこと、未来のことを考えてみよう」と題して、生徒の考えた姫路市政への提案や質問に答えていただきました。

11月22日に始まった大手前通りのイルミネーションから人口増加につながる期待、姫路を最先端のまちにするために新しい景観の創造、観光客も含め外国人と地元民の交流の場づくり、観光客を増やす取り組みなど、高校生がゼミで考えた姫路市の活性化策等の発表を受け止めていただき、楽しく和やかに意見交換していただきました。姫路市施策説明と姫路市長とのディスカッションで、地方自治をより身近に感じることができた授業となりました。