3月2日（土）、アクリエひめじ大ホールにて、学校創立から101回目（姫路女学院として4回目）の卒業証書授与式が挙行されました。4年ぶりに多くの来賓の皆様にご臨席いただき、ご祝辞を賜りました。今年度の卒業生は208名で、これまでに本校からは38,863名が巣立っていきました。その歴史と伝統に改めて驚嘆しており、厳かで感動的な卒業式となりました。特に、代表生徒が答辞を読み終えると同時に、観客席から自然発生的に大きな拍手が沸き起こったことに感動しました。

校長先生の式辞は大きく三点でまとめられました。まず、地域に信頼される学校としての継続した歩みを「建学の精神」に沿って振り返り、未来を照らす担い手になること。次に、校訓「誠実・敬愛・礼節」の生き方を大切にすること。そして、今後のグローバル社会において、教養を礎とした日本人としてのアイデンティティを重視しながらも、国際社会に生きる人として本校で学んだ国際教育やリベラルアーツの疑問力・意思力・構成力を活かし、活躍することを贈る言葉とされました。また、本校の発展においては、インドネシアとのオフショアスクール制度などを通じて、中等教育段階で日本での高度な人材育成の足がかりを築いていくこともお伝えできました。私たちは卒業生の皆さんが元気で大いに活躍されることを願ってやみません。

保護者の皆様、さらに播磨一円の校長先生方にもご臨席いただきましたことに改めて心より感謝申し上げます。本校は「学校らしい学校」として、魅力ある女子校としてさらに精進してまいります。今後とも、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。