春の訪れを感じさせるこの良き日、卒業証書授与式がアクリエひめじにて行われました。今回の第100回生204名の卒業生は、姫路女学院高等学校の生徒として入学した最初の卒業生となります。コロナ感染症予防対策は緩和されましたが、本来ならご出席いただく来賓の方々へのご案内も極力控え、全員マスクを着用し、校歌などは斉唱せず放送を流すだけにしました。

校長先生からは「科学技術がいかに進歩したとしても社会を構成しているものは、一人ひとりの人です。人との良い関係を築くことによって、健全な社会を創造することを目的にしたものが、本校の教養です。これからも教養の実践を心がけることにより、建学の精神を具現化することに加えて、人としてより一層自分自身を磨き、さらに素敵な女性に成長することを願っています。」と門出を祝う言葉が送られました。

新型コロナ感染防止のもと縮小された入学式、休校、オンライン授業などコロナ禍の3年間を経験した卒業生を代表し、平井まりあさんが仲間への感謝、教員への感謝、そして家族への感謝を“ありがとう”という言葉に込め「これから先、どんな辛いことがあっても諦めず、精一杯挑んでいきます。」と力強く決意の言葉を述べました。

最後は、在校生の温かい拍手に送られて退場しました。それぞれの新しいスタートです。ご卒業おめでとうございます。