2023年1月9日から11日の3日間、大韓民国の啓星高等学校（ソウル特別市在）からミン・ヘソク校長先生と日本語担当教諭のクォン・ガヨン先生が来日されました。

姫路女学院と国際連携協定を結ぶための合意書の調印に臨むためで、お二人はこれに先立って行われた3学期始業式に出席しました。

摺河祐彦校長は、韓国の名門校と国際提携できることは素晴らしいことと挨拶。これに対してミン校長は、「今年8月に姫路女学院の生徒の皆さんを迎えて交流することを楽しみにしています」、と摺河静男記念講堂に集まった生徒を前に挨拶されました。

啓星高等学校は、1944年創立のカトリック系高等学校で、ソウル大学にも合格者を輩出する伝統ある校です。姫路女学院が実施する韓国短期研修では、啓星高校での生徒間交流をはじめ、韓国の伝統文化や現在BTSの世界的なヒットで注目されるK-popやミュージックショーを制作するメディアの最前線について生徒たちが実体験を通じて学びます。

姫路女学院の進路・就職部がキャリア形成の一環として手掛ける、国際教養人育成のためのスタートアップを目的とした本研修では、日韓間でみられる文化や価値観の相違をソウルで実体験し、自身の国際感覚を育むことに役立てます。

啓星高校では日本語学習が盛んで、韓国・ソウル訪問研修の前に姫路女学院とのzoomによるオンライン交流も計画します。これを発展させて、将来は姫路女学院生徒との間で「ダンスセッション」を企画してみたらどうかとの声も出ていました。韓国文化・K-pop短期研修は、今年春入学する新高校1年生と高校2年生を主な対象とし、6月に参加応募を行う予定です。