師走に入った12月1日（日）、「姫路市グローバル人材育成事業」の一環として、「地域特産品の収穫体験」が開催されました。これは、姫路市内の高校生・留学生を中心に、地元の大学や企業とも連携しながらさまざまな学びの機会を提供し、これからの地域社会の持続的な発展を支える国際的な人材を育てることを目的としたものです。

多様な主体の協働による持続可能な地域づくりを目指して、本校の生徒3名が他校の高校生とともにレンコン掘りを体験をしました。

この度は、大津区勘兵衛町の「れんこん直売グループ」農区長の船引様にお世話になりました。師走と言いながら大変暖かい一日。胸まである長靴、完全防備の手袋、ゴーグル、ヤッケ等すべて用意してもらい、レンコン池に入りました。水圧の強いホースの水で泥をかき分けながら、池の底にあるレンコンを手探りで取り出すという、貴重な体験ができました。

姫路市の特産物であるレンコンがこのようにして栽培され、多大な労力を使って収穫されているということを経験したことで、地元野菜に愛着を持ち、その魅力を共有し、発信してくれるものと感じました。外国にルーツを持つ生徒も含め、姫路の高校生たちが笑顔で汗をかきながら学校を越えて協力し、夢中で収穫している姿は、ふるさとを誇りに思う尊いものがありました。農区長様、ありがとうございました。