姫路女学院のグラウンドの南側に鍛冶屋公園があります。ブランコやジャングルジム、バスケットゴールなど遊具が整備され、住民の方々の憩いの場所になっています。

本日午後も幼児がお母さんとボールを蹴ったり、日向ぼっこをしたり、息抜きに散歩する姿がありました。私たちは、日頃よりご協力いただいています地域の皆さまへの感謝の意を込めて、校内でボランティアを募り、約30名の生徒たちで公園内外を掃除させていただきました。

清掃用具やごみ袋などを豊沢町自治会長様からご支援いただき、日差しが降り注ぐ午後1時半から清掃を開始しました。思ったよりも肌寒かったのですが、落ち葉を掃き集めたり、溝掃除をしているうちに身体がポカポカしてきて、同時に心もポカポカになりました。

たくさんの落ち葉も、皆の力が集まると、あっという間にごみ袋が数十個できました。元気な声を出し励まし合いながら、楽しく気持ち良く一生懸命掃除することができました。生徒たちの様子を見ていると、本当にみんな意欲的で清々しい態度で活動し、終了した時の生徒たちの誇らしい顔も印象的でした。

町内の春日神社でも、Sクラブが恒例の境内ボランティア清掃を実施し、地域の皆さまが気持ちよく新年を迎えることができるよう準備してくれました。

ボランティアの生徒たちは、自治会長様からお礼の品をいただき大変恐縮していましたが、社会や人の役に立つということ、人のために尽くすということは、こんなにも気持ちの良いものかということを改めて感じてくれたことと思います。

ボランティア終了後、本校のリベラルアーツゼミで作っていますノベルティグッズ「SDGs石鹼」に、インターアクトクラブ等の生徒たちの手紙を添えて、高齢者のおられる世帯各戸にお贈りしてもらえるよう自治会長様にお渡ししました。何かと慌ただしい年末ですが、温かいお風呂につかり、この石鹼で身体を洗って1年の締めくくりをしていただければと思います。