[summary]
On November 16th, we held class observations and a seminar for current student’s parents, educators, and parents who were thinking about enrolling their children in our school. Many people came to observe our classes. After class observations we held a seminar for all to attend. The seminar’s theme was “How to motivate children” . The seminar was given by Hidekazu Shoto, who was a finalist for the  Global Teacher Prize. He is also our school’s educational advisor. His presentation encouraged a way of thinking, that would allow parents to raise children who were capable of making good choices. Thank you to all those who attended.

16日（木）午後から、本校受験を考えていらっしゃる保護者の皆様、塾・教育関係者の皆様、そして本校生徒の保護者の皆様に来校いただき、5校時の授業を公開させていただきました。約150名の方々が各教科をはじめ、本校独自科目「教養」、「イングリッシュシャワー」や「書道」、「ライフケア検定」、「中学校道徳」に到るまで参観いただきました。授業とともに本校が重んじる学習規律の部分もご覧いただけたのではないでしょうか。

授業参観の後は、世界教育界のノーベル賞と称される「グローバル・ティーチャー賞」ファイナリストであり、本校教育アドバイザーの正頭英和先生にご講演いただきました。『子どものモチベーションを広げる方法』と題し、「大人が変われば子どもが変わる」という視点で、例示されながら具体的にお話しくださいました。

一例として「120年前と学校はあまり変わっていない。無意識でいると、根拠なく自分たちが教わってきたことを教えてしまう。私たち大人は聞いたことを当たり前に教えるのではなく『なぜ』という子どもの問いに答える必要がある」と述べられました。さらに、解答を導くのに、選択肢を正しく選ぶのではなく、選択肢を作ることができる子どもを育てるための見方、考え方、捉え方を示されました。

最後に、人生を変える3つの出会い（子どもに人生の変え方を教えてあげる方法）として、「人」「本」「非日常」をキーワードとして挙げられました。学びの基本は「世の中の当たり前は、当たり前なのだろうか」という、疑問を持つことから始まることを再確認した素晴らしい講演会でした。参加者の皆様、長時間に渡りご協力ありがとうございました。