本日6校時、前姫路市長で本校の特別顧問、石見利勝先生の特別授業が商業科3年生を対象に行われました。

内容は「姫路のまちづくり」で、第1回目のタイトルは「姫路市のちょっといい話」でした。今回第2回目は、大学教授時代のご専門分野「姫路市の都市計画」の授業を私も参観させていただきました。

はじめに、マズローの欲求5段階の極みは自己実現の欲求であることをベースにお話が始まり、都市（まち）づくりは、市民の自己実現のために「幸せ」、「感動」、将来への「夢」をテーマにされたそうです。「幸せ」は、安全、保健、利便のキーワードによる快適さを求め、朝起きたら心がワクワクする生活として、例えば感動体験を「ルポン音楽祭」などの芸術で表現されておられました。

続いて、大河ドラマ「軍司官兵衛」放映までのエピソードや「天空の白鷺」開設のアイデア、完成祝いの「ブルーインパルス」未来飛行。また、観光交流都市として、「B―1グランプリin姫路」・全国菓子博覧会2008の開催、ドイツ、ウェールズとの姉妹城提携。MICEの推進として、アクリエひめじ完成、医療ロボットなど先端医療の県立病院建設、キャッスルガーデン他姫路駅周辺のまちづくりなど、盛り沢山な内容を映像や視覚を通して熱く語っていただきました。

姫路市の現在の姿から思い起こし、当時を振り返るよい機会となりました。やはり、本校だからこそ受講できるとても魅力的な特別授業でした。生徒のレポートも驚くほどびっしりと記されていました。