blog -起承転結-
2024/04/27
第1回 リベラルアーツデー
副校長の長谷川です。4月27日(土)は新入生にとって初めてのリベラルアーツデーでした。
高校1年生は午前中に講堂で音楽教養講座を受講しました。世界で活躍されるピアニストの岩田彩子先生をお招きし、様々な視点から音楽について学びました。まずクラシック音楽のヒルデガルトとモーツァルトの音楽を聴き、厳かな祈りから歓喜に変わる曲の変動やメロディーのみからハーモニーに変わる2つの音楽の違いなどを自分な,りに考えていました。また、グループに分かれて紙を使って音を出し、どんな擬音をイメージするかなどを主体的に話し合いました。
本校の音楽教養講座では、さまざまな音楽に触れ、その背景や歴史などを学ぶことで音楽鑑賞の広がりと深まりを期待しています。
午後からは、未来講座という総合探究学習で、社会問題や身近な地域問題を見つめ、今私たちに何ができるかを考える時間をつくっています。原則、隔週土曜日に実施しています「リベラルアーツデー」では、自由な発想が生まれるよう私服登校も許可しています。それは、本校の教育目標と未来指針に沿った多様性を受け入れる一つの事象となっていますが、講座を受講するうえでその場に合った服装、TPOを自身で考えるという社会性を育てる意味も込められています。
リベラルアーツは、幅広い知識・技能や豊かな感性を習得することから始まり、様々な課題発見、課題解決に対し総合的にアプローチする「疑問力、意思力、構成力」を育てる本校の特色ある探究学習なのです。