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2023/09/26

第24回ノートルダム清心大学 English Presentation Contest 最優秀賞受賞! / First-place award of an English speech competition

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A speech competition for high school students was held recently in Okayama, with the aim of developing global human resources.The competition involved 10 high school students who had to pass a very difficult first examination. Yurina Sugano was selected to take part in the competition, and managed to take the first-place award. The title of her speech was “Self-Acceptance, Accept, Embrace, and Flourish”. From the moment she decided to enter the contest, she prepared the script and slides with our ALTs and Global Coordinate Center. The judges evaluated her enthusiasm, attitude, and ability. They thought her message was one that should be told to our society. Congratulations Yurina!

「今伝えたいこと」を英語で ノートルダム清心女子大学スピーチコンテスト 国際社会で活躍できる人材を【岡山】 RSK岡山放送局(TV)より

以下、ニュース番組からコンテストの様子をお知らせします。
世界で活躍できる人材の育成を目指して、高校生が英語のプレゼンテーション力を競うコンテストがきのう(24日)岡山市で行われました。 
国際社会で活躍できる人材を育成しようと大学の同窓会が開いているもので、会場には一次審査を通過した県内外の高校生10人が集まりました。
テーマは「今伝えたいこと」で、高校生らは海洋資源の保護など関心を持っていることを発表しました。
最優秀賞には、姫路女学院高校1年の菅野有利菜さんが選ばれました。
主催する大学同窓会では今後もコンテストを開催し学生の語学力向上などに努めたい考えです。

【プレゼンテーションの概要】
姫路女学院高等学校1年 菅野有利菜(Yurina Sugano)
彼女は、Self Acceptance_ Accept, Embrace, Flourish というタイトルで、自己受容の大切さを訴えました。以下要約です。

「私は鏡の中の自分を目にした時、内面も含めて自分を愛することができます。私はナルシストでしょうか。自己受容とは、自分の良い面も悪い面もありのままに受け入れることとされています。加えて私にとっての自己受容とは、受け入れた自分自身をポジティブに捉え、他人と比べないということです。
私はフィリピンで生まれ、常に自分を信じ愛するように教えられてきました。しかし、日本に来た時、その自信を失いました。周りには自分に自信のない人ばかりで、また自分を愛していると主張してはいけないと考えている人ばかりでした。中学校の時の親友が、見た目を褒められて喜んだ女の子を馬鹿にしたことはとてもショックな出来事でした。なぜ自分を愛し受け入れることがいけないのか理解できませんでした。
日本では、自分自身に満足している人は30パーセント未満であると言われています。そして研究によると、自己肯定感の低い人はうつ病などの病気になりやすいともされています。
私は、小さなことを後悔せずに自分を許し、「自分を愛している」と鏡の中の自分を見て言えるようにすべきだと伝えたいです。
今私は、通っている学校で、再び自己受容ができるようになりました。それが、周りの人にも良い影響を与えるようになっていると感じています。」

【当日までの学校のかかわり】
生徒は7月末に出場を決意し、そこからテーマの選定と原稿・スライドの準備を進めました。原稿・スライドについては本校ALTが中心にサポートし、国際連携推進センターがアドバイスするという形で学校をあげてかかわりました。
9月11日の第1次審査通過を経て、本校英語科教員の助言も得ながら当日まで練習を重ねてきた成果が表れました。

【評価された点】
審査員の先生方からの総評に基づきますと、菅野さん自身の熱意がきちんとプレゼンテーションという形に結実したこと、表現が堂々としていたこと、またこのメッセージがこれからの社会に伝えるべきメッセージだと感じられたことだと思われます。

24回と伝統ある大学英語スピーチコンテストに文書等の第1次審査をクリアした10名が論理的思考を活かしながら自己表現した結果、地元の高校生が大半を占めるなか、兵庫県から参加した本校の菅野有利菜さんが最優秀賞を受賞したのは、まさに「快挙」と言えるでしょう。おめでとうございます!

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