澄み切った寒さが気持ちの良い1月23日、姫路市文化センターにおいて第66回卒業証書授与式が行われました。卒業生272名は、在校生たちが放課後に心を込めて手作りした蘭のコサージュを胸に、晴れやかな表情で式典に臨みました。

　総代の広瀬幸音さんに卒業証書授与され、校長先生から「教養によって育まれた温かい心情をもって『心のエリート』として思いやりあふれる社会環境の実現のために力を尽くしてもらいたく思います」と門出を祝う言葉が送られました。多くの来賓の方々から祝辞をいただいた後、在校生を代表して2年生の大野さくらさんが送辞を、卒業生代表の村田麻由さんが「『感謝』の気持ちを忘れず、思いやる心を持った『心豊かな人間』を目標に成長していく決意です」と答辞を読みました。3年間共に過ごしたクラスメイトとの思い出、教え導いてくださった先生方や家族への感謝の思いが会場の人々の心に深く伝わりました。校歌斉唱の後、在校生の温かい拍手に送られ、それぞれの新しい道へと歩みだしていきました。