1月31日（水）、姫路市文化センターにおいて第69回卒業証書授与式が行われました。卒業生235名は、ピンク色の蘭のコサージュを胸に、晴れやかな表情で式典に臨みました。

卒業生総代として吉岡芽生さんに卒業証書が授与されました。校長先生からは「グローバル社会と人口減少社会では一人ひとりの個性の発揮と多様性を尊重する姿勢が大切です。人と人が寄り添い慈しみ、思いやりあふれる社会環境が望まれます。教養によって育まれた温かい心情をもって『心のエリート』としてそのような社会の実現に力を尽くしてもらいたく思います。」と門出を祝う言葉が送られました。

多くの来賓の方々からも祝辞をいただだいた後、在校生を代表して2年生の小林蒼葉さんが送辞を、そして卒業生代表の山田愛梨さんが3年間の学びの日々を振り返りながら、教え導いてくださった先生方や共に過ごしてきた友人や後輩、家族への感謝の思いを答辞にして述べました。

そして、感無量の思いを胸に、最後の校歌斉唱を歌い上げました。そして「蛍の光」のメロディが流れる中、在校生や出席者の盛大な拍手に送られて、それぞれの新たな道へと歩み出していきました。

式後、卒業のお祝いに今年も運動場の自転車置き場横に植えられていた欅（けやき）の木で作った“ペン立て”が卒業生全員に贈られました。これらは蘭のコサージュと共に、放課後に在校生がひとつ一つ、心を込めて手作業で準備をしてきたものです。

卒業生の皆さん、また後輩や教員に会いに訪ねてきてくださいね。