12月11日（水）14時から、本校の特色ある教育実践について、元東京オリンピック・パラリンピック担当大臣で、現在私学振興協議会共同代表の衆議院議員 遠藤利明様をはじめ、文部科学省幹部の皆様など計8名の視察がありました。

本校では、「オフショアスクール制度」（海外分校）をスタートさせるなど、高校生からの海外人材育成を積極的に行っており、全国でもパイロット的な役割を担う学校として注目されています。さらに今年度、姫路市グローバル人材育成事業の委託を受け、海外からの留学生や外国にルーツを持つ生徒と姫路の高校生との多面的交流や研修を通じて、将来姫路市で活躍する高度人材となるよう様々な事業を展開しています。この度は、本校の担当者から本事業に関する実践状況及び今後の実施計画についてご説明し、視察団の皆様からご意見・ご感想をいただきました。

その後、国際教育カリキュラム「日本文化探究」と、本校独自の科目「教養」の授業を見学していただきました。留学生や外国にルーツを持つ生徒が発表している様子などをご覧いただくなかで、今や世界が注目する日本の礼儀作法や日常マナー、そして日本のおもてなしの心など、「形から入って心を育てる」本校の教育に高い関心を示していただきました。

授業見学後は、インドネシア、インド、フィリピン、ネパールにルーツを持つ生徒5名との座談会を行っていただき、本校への入学動機、学校生活や進路について、一人ひとりの考えに耳を傾け、ご質問をいただきました。

生徒会役員をはじめ学年代表生徒が視察団の皆様をお迎えし、お帰りの際には多くの生徒がお見送りしました。教養の実践を意識している生徒たちでした。

視察団の皆様、全国に多くの学校があるなかで、グローバル人材育成を担う本校へご訪問いただき、誠にありがとうございました。