blog -起承転結-
2023/05/01
高校2年生 進路講演会 / A career path lecture for second-year students at High school
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Today, we held a lecture on career paths for the second grade, and students listened to a lecture with the keyword “asking questions”. The lecturer explained in an easy-to-understand manner that the ability to formulate and solve questions on one’s own is the “power to learn.” This is one of the three perspectives of learning evaluation. This lecture was also connected to the “ability to question,” which is the perspective of our school’s distinctive “liberal arts” education.
5月に入りました。高校生はキャリア教育を段階追って進めています。今日は、2学年の進路講演会を実施しました。京都光華女子大学より谷本寛文教授(副学長)をお招きし、生徒たちは「問いを立てる」をキーワードとした講義をお聴きすることができました。
昨年度、谷本教授が実際に本校で「古典」の授業を実施してくださった際、本校生徒の「反応」と「空気感」がよかったとお褒めいただいたのですが、さらに今回、「授業には人間性が出るから、素晴らしい学校です。」とうれしい言葉を反芻してくださいました。講義では、黒田三郎さんの『紙風船』という詩を題材に、問いを立てる力の大切さと自分の中で問いを立てられる人は深い人間になることを力説されました。自らどう問いを立て、解決できるかは、学習評価三観点の「学びに向かう力」となることを分かりやすく教示くださいました。
まず、学びのはじめに「なぜ」という疑問を持つことが「問いを立てる力」を育てることにつながるとなると、それは本校の特色ある教育「リベラルアーツ」の観点、「疑問力」がまさにそうだと感じる講義でした。