副校長の長谷川です。21日（土）令和6年度第一学期終業式を行いました。熱中症警戒アラートが連日発令されていることから、生徒は各教室で放送による終業式となりました。

校長先生の式辞では、まず4月からの学校生活を振り返って、自分自身の行動を見つめ直して欲しいと述べられました。また、各部活動での輝かしい功績が本校北館の1階に飾ってありますが、近畿大会や全国大会で活躍できることは、みなさんの人生にとって大きな財産になるに違いないと、その健闘を讃えていただきました。みなさんには無限の可能性があり、それぞれの将来を実現するための計画を決め、一歩一歩確実に歩む。そのためには、検定の取得に向けての勉強や、なりたい将来をじっくり考える夏休みにして欲しいとお話されました。この1学期に来られた多くの来校者から、校内そして生徒の停止礼を見て、礼儀作法がきちんとできて清掃も行き届いている素晴らしい学校だとのお褒めの言葉をいただきました。1974年に本校独自の教科「教養」が確立され、今年で50年となりました。あらためて教養について皆で考え見つめなおすためにも、今年度は「守・破・離」という目標を立てました。守破離をもって教養を実現し、誰に対しても気配りや思いやることのできる人間になる、そして海外からも尊敬される国際教養人になれるよう、充実した夏季休業を過ごして欲しいと式辞を締められました。

終業式後には、全国大会に出場する部活動の壮行会を開きました。体操競技部は、福岡・佐賀で行われる全国高等学校総合体育大会に2年生の髙原菜心さん、1年生の久保田麗音さんが出場し、さらに髙原さんは佐賀県で開催される国民体育大会に兵庫県代表としても出場します。ミスのない演技で予選を通過し、決勝で入賞できるよう頑張りたいと意気込みを述べてくれました。ビーチバレーでは、愛媛県で開催される全日本ビーチバレーボール大会高校女子選手権大会に、2年生の嶋依央莉さんと中野翆夕さんが出場します。県大会で初優勝し、ビーチバレーボールの聖地である愛媛県伊予の海浜公園で姫路女学院旋風を巻き起こすと誓ってくれました。また、ギター・マンドリン部が、7月27日（土）大阪府吹田市で開催される全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクールに出場します。高校3年生は、3年間の集大成として日頃の練習の成果を発揮できるよう頑張りたいと語りました。校長先生からも、熱中症に気を付け、体調管理をしっかりとして臨んで欲しい、全校生徒とともに心から応援しているとお言葉がありました。夏季休業中は、進路や将来についてじっくり考える時間とし、規則正しい生活で充実した日々を送ってください。各中学校の皆さんとは、夏季休業中のオープンスクールや部活動体験会でお会いできることを楽しみにしています。