中学・高等学校
2023/12/20
2学期終業式を行いました
今日が2学期最後の通常登校となりました。朝から講堂で中高校生が一堂に会し終業式を行いました。
校長先生の式辞では、まず2学期に活躍した部活動や個人を紹介され、頑張りを讃えられました。次に、今年度コロナ禍が収束傾向となったことで、インドネシアやポーランドなど従来の海外姉妹校との交流も実施可能になったなか、新たに韓国啓星高校との姉妹校提携を締結できたこと、来年度はタイのケーマ・シリ・メモリアル校との交流再開、パラグアイ日本学院との発展交流、オフショアスクール制度のもとインドネシアタラカニタ第4中学校からの生徒入学、さらには最大の親日国、台湾との交流の可能性についてお話しされました。両国の交流歴史を築き上げたのには、必ずその原因(きっかけ)があるとして、日本が台湾総督府を置いた1895年から1945年までの日本と台湾の関係が今につながっていること、例えば、当時石川県出身の八田与一さんは台湾南部の治水事業を整備し、台湾の農業発展に貢献したことで親日国となる礎を創った一人との紹介がありました。グローバル社会において、今後益々外国にルーツを持つ生徒の入学、学校間交流が盛んになることを見据えていく方向性を示されました。
式後は、新職員紹介としてワルシャワ大学院生のピフコ・ドロタ先生の着任挨拶、イベント表紙絵等掲載のデザイン表彰を行いました。最後に、12月30日(土)から始まる全国高校女子サッカー選手権大会に出場するサッカー部の壮行会を行いました。三輪主将の力強い決意を聞いた後、校長先生からは、試合の勝ち負けだけでなく、本校生らしい人間力のある態度で臨むようとの激励の言葉がありました。
3学期は進路決定も大詰めとなります。それぞれ明確な目的を持った冬休みにしてください。