はじめまして、生徒募集センター顧問の松尾です。8月3日（土）、いよいよ今年度の夏のオープンスクールが開催されました。申し込み人数は午前中115組、午後29組と大変な盛況ぶりでした。戸外は早くも30℃を超える大変な暑さのなか、朝8時過ぎにはもう一番乗りの中学生が来てくれました。その後も続々と参加の皆様が途切れることなくお越しくださり、大変な賑わいでした。

在校生のボランティア高校生も大活躍で、おもてなしの心でお出迎えや教室案内、受付のお手伝いとフル回転で支援してくれました。メイン会場は会議室を用意していましたが、あまりの人数の多さに多くの教室とリモートでつなぐ分散の開会になりました。

まずは本校校長より最初のご挨拶。暑さ厳しいなか、このようにたくさんの皆様に来校いただいたお礼と、これからの社会で必要となる3つの力、クリエイト力、ホスピタリティ力、マネジメント力について、そしてそれを実現する可能性「なりたい自分を発見する」がこの学校にはあるという内容でした。

続いて、各教室で本校の若手教員による本校教育の特色についてのご説明がありました。独自の教科「教養」をベースに、「リベラルアーツ」そして「国際教育」により、国際人としての資質を身につけることで、目指す「国際教養人」としての人格が完成するという本校の学びを担任の立場からお話ししました。また、スライドに動画を取り入れながら、体育祭や文化祭などの行事や、「本校をなぜ選んだのか」「卒業後の進路希望は」など、高校生の「生の声」もお聴きいただき、参加者の皆様は真剣そのものでした。

そのあとは、保護者と中学生に分かれたプログラムを用意しました。中学生の皆様は場所を変えて、6人一組になって考えを出し合い、話し合いながら一つのものを完成させていくコミュニケーションツールとしての「チームビルディング」という楽しいゲームに挑戦しました。最初は緊張していた子供たちでしたが、そのうちどんどん打ち解けて、コミュニケーションをとりながら、正解を導き出していく過程を楽しみました。それぞれのチームには本校の高校生も一人アドバイザーとして参加しており、ポイントの場面で助け舟を出してくれていました。何とか完成したチームもあれば、途中になってしまったチームもありましたが、参加者アンケートによると、とても楽しかったと評判は上々でした。

この間、保護者の皆様は、会議室と閲覧室の2会場に分かれて、長谷川副校長と石本教頭から本校教育を深堀りした形で保護者への説明をさせていただきました。

最後に、保護者と中学生の皆様が合流して、感想をアンケート用紙にご回答いただいた後、本校食堂でポテトと唐揚げの試食や校舎見学を実施いたしました。さらに、希望者には個別相談も行いました。

暑い中でしたが、大変充実した中身の濃いオープンスクールになったと喜んでいます。午後からも二部制として開催し、どなたも笑顔で本校を後にされた姿が印象的でした。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。次回は8月24日（土）に同じく二部制で実施します。まだまだ申込可能ですので、ぜひお越しください。