blog -起承転結-
2023/08/21
8月21日 全校登校日 / the school day
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August 21st, the principal commented that the third grade students had grown because of not only their knowledge and skills but also the courtesy showm by them during the in-school elections. In the afternoon, we held the departure ceremony for the Korean start-up trip, the students told us their goals for the trip, and said that they were looking forward to meeting the Gyeseong high school students.After the departure ceremony, our school education advisor, Mr. Hidekazu Shoto, held a seminar for teachers on how to maximize student motivation. He spoke about creating a proactive learning environment for the students.
週明けの21日は「全校登校日」です。朝学活時に校長先生からの訓示があり、夏休みも後半、残りの日時を「もう・・・日」と考えるか「まだ・・・日」と考えるかは、これまでの過ごし方によって捉え方が違っていることを伝え、生徒のみなさんに振り返ってもらいました。高3生が先日の「校内就職選考会」で大いに成長していたことを採り上げられ、仕事を通じて社会に貢献するために、知識・技能だけでなく、教養科など学校生活での経験が大いに活かされることをお話しされました。また、思いやりの心、気配りの大切さを説かれ、内田樹神戸女学院名誉教授が体験されたレストランでの出来事を例に「労働の本質」について紹介されました。結びに、お寺に預けられていた少年時代の石田三成を長浜城に連れ帰った羽柴秀吉とのいわゆる「三献茶」と呼ばれる実話は仕えることの気配りを象徴しているとの話がありました。
午後には、明日から始まる「韓国スタートアップ研修」参加者の出発式を行い、一人ひとりが研修参加の動機、抱負と決意を述べてくれました。それは歴史・文化の違いを実際に肌で感じること、食文化やK-POPへの興味関心を語っていました。さらにはメインイベントである姉妹校連携のための調印式を前に、意欲的に取り組んできたSDGsをテーマとした啓星高校生との意見交換会を楽しみにしている言葉がありました。校長先生から激励の言葉をいただき、その後、拍手で研修の成功と旅の無事を願い見送りました。
午後1時からは、職員研修として本校の教育アドバイザーで京都の立命館小学校英語科教諭の正頭英和先生を招聘し、「生徒のモチベーションを最大化する方法」と題して、参加型の模擬授業をしていただきました。教科横断的に楽しく参加することができ、「答えのない問いにいかに取り組むか」を体感することができ、正頭メソッドを取り入れながら生徒がより「主体的・対話的で深い学び」ができるよう指導者がいかに工夫するかを研究しました。正頭先生は、世界約150か国、3万人のなかから教育界のノーベル賞とも呼ばれるグローバル・ティーチャー賞トップ10を受賞された方です。今後は、11月16日(木)に予定します、本校授業公開後の教育講演会講師として、「子どものモチベーションを広げる方法」のテーマで保護者向け講演をお願いしています。