今日は週に一度の道徳の授業がありました。昨年度から中学校では「特別の教科道徳」として必ず学習する教科になりました。自分の生き方を考え、自立した一人の人間として他者と共によりよく生きるための道徳性を養うことを目標としています。 　

授業では「お金について」考えました。東京都の中学１年生が書いた「コロナ時代に『おかね』について考えた事」という作文から、今のお金、これからのお金、お金の大切さについてそれぞれが考え、自分の意見を発表しました。電子マネーなどは「お金のありがたみを感じなくなる」、「セキュリティーが心配である」、「お金があるときに物を買い、ほしい物を買うためにお金を貯めるというあるべき姿を見失う」、といった作文に書かれた筆者の心配をふまえて考えた結果、「財布は必要だと思いますか？」の質問にはほとんどの生徒が「必要」と答えていました。 　

家の方からいただいたお小遣いも、将来自分が働きだして得るお金も、そのお金が電子マネーでも紙幣や硬貨でも大切なものに変わりはないことを学習した授業でした。